妙立寺のからくり体験の実体験レポ!子どもは何歳から楽しめる?

由緒ある、日蓮の教えを受け伝えるこの「妙立寺」は、別名「忍者寺」の異名を持つお寺です。

そのような歴史あるお寺に、忍者という言葉が付いた理由は、建物内のからくりにあります。

お寺にからくりってどういう事?まさか忍者がいたの?と謎に思いますよね。

それを解決してくれるのが、妙立寺のからくり体験で、堂内拝観の醍醐味という訳なんです。

今回は、別名忍者寺の異名を持つ妙立寺のからくり体験を実際に体験したレポートやお役立ち情報をまとめていきます!

目次

妙立寺のからくり体験に行ってみた!

まず、誤解のないように言うと、忍者は全く登場しません。
忍者ファンや忍者になりたい子どもたち、ごめんなさい!

ですが、そのからくりの仕掛けは、一見の価値ありですよ!

現代のようにパソコンも機械もない時代に、木材技術と知恵を駆使して作られたそれは、尊敬できる技術といえるものです。

例えば、押入れの下の隠し階段
押入れを開け、取り外しできるように作られた敷居を外すと、階段が現れます。

これの凄いところは、敷居を外す事にあります。もちろん、まさかその下に階段があると思わないといういう事もあります。

でももう一つ、地下から敵が入って来たとき、敷居の上の押入れの扉を閉めておけば、それ自体が鍵の役割を果たすのです。

説明を聞いて、拝観されている皆さん声を揃えて「へ〜!」となっていました。

しかも、これはほんの序の口で、このように建物内の階段、壁、床から天井に至るまで、全てに理由があるのです。

そして井戸においては、都市伝説的に金沢城まで続く道があるとかないとか。

信じるか信じないかはあなた次第ですが、あってもおかしくないと思える数々のからくりです。

これには当時の情勢が関係していました。
表向きはお寺で、当時の藩の御用達の祈願所ではありますが、いざとなれば、出城の役目を果たし、藩主の身を守り、敵の動きを監視する場所でもあったわけです。

そういう二面性も、忍者の名前の由来かも知れません。

◉妙立寺のからくり体験は何歳から楽しめる?

結論から言いますと、入場基準として、小学校入学前の子どもたちの入場はできません
また、小学校低学年生では、人数制限がされているようで、案内係の方たちの対応可能な範囲内の人数となるようです。

忍者寺・からくり体験となれば俄然、手裏剣ができたり、壁がクルッと回ってなどイメージは広がっていきますが、そうではないんです。

間違えてしまう方々も多いのか、お寺のホームページでも、誤解がないようにとの説明がされていますw

忍者の異名はあってもあくまで由緒あるお寺ですので、仏様に感謝し歴史の一端を拝見させて頂くというようなスタンスが良いと思います。

しかも建物内は、色々と仕掛けを施した複雑な造りなので、案内係の方の指示に従って進んでいかないと、大人でも迷子になる確信があるほどです。

例えば拝観の際落とし穴なんかも見せてもらえたのですが、こんなものが隠されている寺の中を大人でも一人でうろつくのは危険ですよね。

そういった関係から、案内係の方との約束事を守れる年齢からの拝観になるようです。

なのでそういった関係から入場基準が設けられているんですね!

子どもの立場からしても、楽しいなと感じられるのは小学校高学年くらいになってからかなと思います。

とはいえ、建物の造りやアイディア、当時の歴史などに触れるところに興味深々のお子さまであれば、こんな良い学習材料はないはずです。

アクセスや予約方法

そうだ、妙立寺に行こう!となった場合の、アクセスや予約方法をお伝えします。

妙立寺へのアクセスは?

  • 住所:〒921-8031 石川県金沢市野町1-2-12
  • 電話番号:076-241-0888
  • 営業時間:9時00分〜16時30分
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