かわいすぎる!坊の部屋の凝ったデザインや玩具を紹介!【千と千尋】

世の中、思い通りにいかないことなんてないと思っているような、ちょっと世間をなめているところのある子どもの「」。

とにかくわがまま放題で、少しでも気に入らないことがあると、泣き叫びます。

しかも、泣くと物を壊してしまう能力をもっているので、湯婆婆がすっ飛んできて、欲しい物を与えてくれるというシステムです。

それは、坊にとって最強のシステムで、我慢をしなくていいわけですから、部屋はおもちゃやぬいぐるみなどで溢れています。

いったいどんな部屋になっているのか、紹介していきます。

目次

坊の部屋の画像がこちら!

「坊」の部屋は、「天」と呼ばれる油屋の最上階にあり、湯婆婆も同じ階に住んでいて、ここで油屋を切り盛りしています。

最上階ということで、「坊」の部屋はさぞかし眺めがいいかと思いきや、窓がなく周りの壁には、景色のような絵が一面に描かれています。

外はばい菌があって怖いところ」と教育している湯婆婆ですから、外は見せないというわけですね。

https://motoyun-anl.com/wp-admin/post.php?post=8617&action=edit

その代わり天井は高く、広々とした感じで、床は皮のソファーのような、「坊」が転んでもケガをしないような造りとなっているようです。

あちこちに散乱しているおもちゃも、ぬいぐるみやクッションなど、やわらかい作りのものが多いように感じます。

でも、中には、未だ未開封のプレゼントもあるようで、どれだけ多くのプレゼントをしているのかが見て取れます。

https://www.pinterest.ch/pin/310607705523695395/

そんなクッションやぬいぐるみには、実は隠れキャラが潜んでいて、アルプスの少女ハイジ」の白ヤギのゆきちゃんや、「魔女の宅急便」の黒猫ジジが使われています。

探してみるのも、別な見方として楽しめそうです。

坊の部屋の天井の仕掛けがすごい!

隠れキャラもいる「坊」の部屋ですが、丸い天井の部分にも秘密があります。

それは、宮崎駿監督が手がけた「ルパン カリオストロの城」で、クラリスが幽閉された塔の部屋の天井と似ているのです。

しかもその塔の天井にも、太陽と月の絵が描かれていたのですが、「坊」の部屋の天井にも、それはしっかり描かれています

この辺は、宮崎駿監督の遊び心かなと思うと、してやられた感があります。

また、それとは別で、「坊」の部屋の太陽と月の絵には仕掛けがあり、その太陽と月が入れ替わることで、部屋の明るさが変わるのです。

つまり、窓のない部屋で、外にも出ない「坊」にとって朝昼夜の変化は、これがその役割を果たしているというわけです。

https://ja.whotwi.com/castle_gtm/tweets/hashtag/%E5%8D%83%E3%81%A8%E5%8D%83%E5%B0%8B%E3%81%AE%E7%A5%9E%E9%9A%A0%E3%81%97

ここまでならなるほどと納得できますが、驚きなのは、この昼夜の管理が湯婆婆の手で管理されているところにあります。

ここまでくると、湯婆婆の支配欲はすさまじいと思ってしまいますが、それはさておき天井の仕掛けはすごいですね。

https://www.pinterest.jp/pin/639933428290285670/

坊が自分の部屋から出ない理由は?

http://studiototoro.com/bou-854

「おまえ病気うつしにきたんだな」と、千尋に真っ先に言った「坊」の言葉からわかるように、ここでも湯婆婆のすごい支配欲が発揮されています。

「坊」は、湯婆婆から「部屋の外は怖くて汚いばい菌のいるところで、触れると病気になってしまう」としつけられているため、外から来た千尋に、まずその言葉を投げかけているわけです。

つまり、湯婆婆は「坊」に出るなと禁止するのではなく、「出たら危ない」という言葉の牢屋で「坊」を閉じ込めているのです。

ですから、「坊」は自分の意思で部屋から出ないというよりは、出られないでいる、もしくは、出るという選択肢がないという方が正解かもしれませんね。

まとめ

https://ameblo.jp/izumoji/entry-11728129181.html

それにしても、湯婆婆の過保護、管理っぷりはすさまじいものがありますね。息子に対する愛は、溺愛もしくはそれ以上のレベルのものを感じます。

部屋は広く不自由がないものですし、欲しいというものは、際限なく与えていたところに、歪んだ愛情表現が滲み出ています。

決して意地悪したい訳ではなく、むしろ閉じ込めてでも、どこにも行ってほしくなかったという気持ちのようです。

とはいえ、子どもがそんな育ち方をしたら、自分は最強で、色々与えられて当たり前というような、ひねくれた性格になりそうなものです。

でも、「坊」は意外と素直なところも持ち合わせていて、憎めない性格をしています。

きっと、そんな母親の曲がった愛し方でも、「坊」にはしっかり伝わっているのかなと感じました。

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