頭(かしら)の正体は妖怪?「おい」という声優が気になる【千と千尋】

湯婆婆に仕えているキャラで、どうしても気になる存在といえば「頭(かしら)」ではないでしょうか。

「頭(かしら)」というだけあって、頭というか顔だけのキャラで、緑色で、なぜか常に3匹が一緒に行動しています。

言葉も「おいっおいっおいっ」しか話さなくて、跳ねたり転がったりして出てくるアイツです。

なんか邪魔なんだけど、全然邪魔じゃないみたいな、必要じゃないけど、必要みたいな、面白いキャラ「頭(かしら)」に迫ってみます。

目次

頭(かしら)の正体は妖怪という説

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「頭」の正体とか、原型の存在については、色々説がありますが、一番有力で、もしかして正解なのではと言われているのが「舞首」です。

この「舞首」は、江戸時代の奇談集「絵本百物語」に登場していて、小三太、又重、悪五郎の三人の武士が妖怪となったものとされています。

これが「頭」の正体と有力視されるのには理由があって、数々の共通点があるからです。

https://blog.goo.ne.jp/mobilis-in-mobili/e/3c1eb1bab7d42ed599b07e794c70188e

まず見た目的にも、3人という数や、顔だけのお化けというところが同じですよね。

それから、この「舞首」は、争って刀で切り合いになった結果、生首だけになったにも関わらず口論し続けているというものですが、「頭」も「おいおい」言い合っていますよね。

やっぱり、似ています。

そう考えると、顔が緑色なのは、青や肌色だと生首感が出てしまって、「舞首」になってしまうから緑色にしたのかななど、勝手に想像していしまいます。

頭(かしら)のモデルはもののけ姫のゴンザ説も!

「頭」の正体は「舞首」ですが、モデルとなった顔は誰かというと、この有力候補は、もののけ姫に登場する「ゴンザ」です。

全体のごつごつした輪郭も似ていますし、坊主頭なところや、口髭が生えているところ、ぎょろっとした目の感じなども似ていますよね。

同じジブリだからといえばそれまでですが、何か繋がることを考えてしまいます。

そうやって見ていくと、「ゴンザ」と「舞首」も、髪型以外は似ているように感じて、本当は「ゴンザ」の正体も「舞首」なのではと思ってしまうところがあります。

https://plaza.rakuten.co.jp/sekizenkan/diary/201203280001/

「舞首」は、生首が海に落ちて浮かび上がっているのですが、一方の「ゴンザ」は泳ぎが苦手という設定となっています。

もし、「ゴンザ」の基が「舞首」なら、「舞首が海に浮いている」だけだから、ゴンザも「泳ぎが苦手」という設定になったのかもと深読みすることもできてしまいます。

これは、あくまで個人的感想ですが、どうしても「舞首」「頭」「ゴンザ」に共通するものを感じてしまって、色々考察したくなるのは私だけでしょうか。

https://www.animecharactersdatabase.com/jp/characters.php?id=38965

頭(かしら)の声優は誰?

セリフという台詞は全くない「頭」は、ずっと「おいっおいっおいっ」と言い合っています。

内容はそれだけなので簡単そうですが、「おい」の言い方や発音の高低だけで「頭」の雰囲気が出せているのですから、めちゃめちゃすごい声優さんだなと思ってしまいます。

ところが、「頭」の声優さんだけ発表がなく、誰が担当されたのか謎のままなのです

他は、どのキャラクターであっても全て発表されているのにです。

ですから、こちらも様々な説があって、他のキャラの声優さんが掛け持ち担当したのではとか、スタジオジブリのスタッフさんではないのかなど挙がっています。

そうした中で、ちょっと気になったのが、チームナックスの誰か説です。

チームナックスといえば、大泉洋さん率いる、北海道出身の俳優陣で、みなさんドラマを中心に映画にバラエティーにと大活躍されています。

その内、この「千と千尋の神隠し」においては、番台蛙を「大泉洋」さん、おしら様を「安田顕」さんが務めています。

そうなると、もう一人、チームナックスの方が友情出演とかで出演されていてもおかしくないという読みなわけです。

そこで候補に挙がったのが、「戸次重幸」さんです。

たくさんの謎や隠されたメッセージ、仕掛けや隠れキャラなどが多い「千と千尋の神隠し」ですから、サプライズ声優が謎解きのひとつとしてあってもおかしくありませんからね。

まとめ

https://twitter.com/10momota28/status/569860663297777664?lang=eu

ちょっと気になる存在の「頭」について、ひも解いてきましたが、まだまだ謎はつきません

なんで「おいおい」という鳴き声というか発語だけなのかとか、本当はそれぞれに名前があるのではないかとか、見分け方とか、「頭」だけでもどんどん深堀りしたくなります。

実際、「千と千尋の神隠し」は謎解きが多く、ひとつのキャラや場面を、考察したり深く読み取ったりして何度も楽しめるので、引き込まれていく方も多くいます。

どうやら裏設定もあるらしいので、それも合わせて見ると、より一層意味が深まって、宮崎駿監督が伝えようとしたメッセージをキャッチできるようです。

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