【ファインディングニモ】ニモもドリーも障害者!ピクサーのメッセージとは

愛おしい奥さんと、これから孵化するたくさんの子どもたちで、マーリンは幸せの絶頂にいました。

ところが、大きなオニカマスに襲われ、子どもたちも奥さんも亡くしてしまいます。

悲しみに打ち拉がれるマーリンですが、そんな中唯一、奇跡的に難を逃れ卵から生まれてきた一匹の息子がいました。それが「ニモ」です。

ただでさえ我が子は大切な宝物ですが、そんな状況下ですから、マーリンはより一層ニモを大切に思い育てていたと想像できます。

そして巻き起こる今回の騒動。ここから伝わるものとは何だったのか、子共に夢と希望を与えるだけではない、親も見ていて考えさせられる裏のテーマを紐解いていきます。

ニモの障害は何?

https://ameblo.jp/kao1227yuki/entry-12176385460.html

実はニモには、片方のヒレが小さいという障害があります。

でも、それが悪いイメージとならないように、「幸運のヒレ」と呼んで、親子は生まれてきた事に感謝した日々を送っています。

そんな中、ニモも成長するにつれ、マーリンが必要以上に自分を心配する事に反発を覚えます。

確かに、あんな事があっての一粒種の息子ですから、マーリンからしたら心配で仕方ないはずです。

ただでさえ、ヒレが片方小さいのに、上手くなんて泳げないだろうし、怪我でもしたら大変だと。

でもニモからしたら、自分や自分の可能性を信じてくれない親としか思えなくなってしまいます。

だから信じて欲しくて、泳ぎを見せようと人間の船のところにいってしまうのですが。

こうやって見てみると、「幸運のヒレ」と言ってる割に、障害の事を一番気にして特別扱いしているのは、マーリンのように思えます。

身体に対する障害よりも、親子間の障害が大きいようです。

ドリーの障害は何?

https://kids.disney.co.jp/character/dory.html

ニモを探す事になって、真っ先にマーリンの仲間となったドリーですが、物忘れが激しいという障害があります。

記憶障害の一つで、一部の長期的な記憶や身体で覚えた事、あるいは言葉の意味は覚えていられるのですが、ちょっと前に起きた事などはすぐ忘れて覚えられないのです。

だから、教えてもらった内容を覚えておく事はもちろん、伝達する事も苦手なため、何度も言われた事を繰り返し呟いていたりします。

でもそれは、ドリーの障害というより、ある一面にしかすぎず、実は明るく親しみやすい性格で、誰とでも仲良くなる人懐っこさがあります。

物怖じせずすぐに話しかけたりして、良い意味で周りを巻き込む力をもっています。

しかも、字が読めるという特技を持っているため、マーリンが救われることもしばしば。

こんなにたくましくて、自分の良いところを存分に出していけるのは、ドリーはもう障害などという枠組みをとうに乗り越えていると思われます。

これはひとえに、ドリーを信じて生き方を教えてくれた両親が与えてくれた力だと思われます。

映画「ファインディングニモ」が伝えるメッセージとは?

この物語が伝えている事には、もちろん子ども向けのメッセージとして、努力の継続や勇気を持つ事、仲間の重要性などを示す意味があります。

ですが、もっと深いところでは、親子間の問題という事を伝えようとしているのではないでしょうか。

つまり、親が子供に、失敗しないように怪我しないようにと安全を確保してあげることは、本当に子供のためになるのかという事です。

もちろん失敗や怪我なんて辛いし痛いし、好んでして欲しいとは思わないけれど、それをただ守るのは、親自身が安心したいからなだけではと訴えているのです。

そしてそれは、子供を信用していないことの表れではないかという事も、問題として投げかけています。

障害やコンプレックスがあるからと過保護にするのではなく、子供が安心して失敗できる環境を作ってあげる事こそが親の役目だというメッセージが読み取れます。

まとめ

親は、子供を守ることにばかり目がいきがちですが、本来は子供に、困難に立ち向かうための方法や、生きる術を教える事が大切なんだと気付かされます。

子供の無限に広がる可能性を信じてあげることこそ、親に向けられた大きな課題というわけです。

https://news.merumo.ne.jp/article/genre/4805470

そして、親子で血の繋がりはあるとはいえ、別々の人物なんだと理解しなくてはいけないとも感じます。

つまり、親子といっても人間同士の付き合いである事は変わらないという事であり、そう考えれば守る事が全てではないという理由を理解できるような気がします。

子供向け映画だと思っていましたが、もはやこれは、親の方がしっかり見なくてはいけない映画のようです。

https://ure.pia.co.jp/articles/-/54846

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