おばあちゃんは認知症でボケてる?キキにケーキを頼んだ真の意味とは【魔女の宅急便】

トンボから誘われたパーティーの日、配達の依頼を受けていたおばあさんの所へ行ってみると、孫娘さんに運ぶ予定のパイが機械トラブルで焼けずにいるところでした。

おばあさんはせっかく来てくれたのに申し訳ないと、代金だけ払いキキには引きあげてもらおうとします。

でもキキは、残念そうにしているおばあさんのためにと薪でパイを焼く手伝いに名乗りをあげます。

トンボとの約束の時間ギリギリでパイを焼きあげ、降り出した雨の中キキは配達しに飛び立っていきます。

幾日か後、再びそのおばあさんから連絡があり行ってみると、ある箱を開けて見せながら「これをキキという人に届けてほしい」と依頼されます。

中身は、キキをモチーフにした可愛らしいチョコレートケーキです。

本人がいるのに、これは一体どういうことなのでしょうか。

それに対しキキも涙を流しますが、この時の気持ちはどういったものだったのでしょうか。

そのあたりの真相について迫ってみます。

おばあちゃんがキキにケーキを頼んだのは認知症ではなく心遣いだった!

https://www.gyuujaku.com/ghibli/nishintokabocha/

本人を目の前にして「これをキキという人に届けて」と言ったところだけを切り取れば、おばあさんはキキの顔を忘れちゃったのかと心配になってしまいます。

でも真相は、キキへの感謝の気持ちと応援の気持ちを遠回しに表したおばあさんなりの方法だったのです。

キキは、代金に見合うよう手伝いを申し出たり、心付けのお金を遠慮するような謙虚な女の子です。

それを目の当たりにしたおばあさんは、正直にプレゼントよと言っても受け取ってくれないと踏んだのでしょう。

配達依頼という方法を使って、気持ちを伝えたかったのです。

自分の想いを大切にして懸命に取り組んでくれたことへの感謝や、キキのパーティーの約束に影響してしまったかもしれないお詫び。

そして、誠実に仕事に取り組もうとしていることへの応援といった気持ちが込められています。

また、「誕生日が知りたい」と申し出たことはキキを受け入れたことも表していて、キキも「おばあさんの誕生日が知りたい」と返答したことで気持ちが通じ合ったことが感じ取れます。

おばあちゃんにケーキを頼まれたキキが涙を流したわけは?

https://yuki-freestyle-sk8.hateblo.jp/entry/2017/10/02/103311

おばあちゃんが自分宛のケーキを依頼してきたことに涙したキキですが、ズバリ嬉しかったのだと思います。

知らない街で知らない人たちばかりの中、人の冷たさみたいなことに触れることが多く孤独を感じていたはずです。

しかも、「荷物を運んでいったら感謝される」と思っていたキキにとって、現実はそんな事ばかりではないと知りショックだったのです。

その証拠に、体調を崩して熱を出してしまったり、魔法が使えないほどのスランプに陥ったりしてしまったりしていました。

そんな折での、おばあさんからのケーキのプレゼントと温かい言葉は、キキの心に響いたことでしょう。

自分のやっている事をしっかり見てくれたことや、自分を受け入れ認めてくれたことはとても嬉しかったんだと思います。

しっかりしなくちゃ、ちゃんとしなくちゃ、受け入れてもらわなくちゃと、どこか肩肘張っていたキキの心に、穏やかな空気が入った瞬間だったかもしれません。

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おばあちゃんの名前や声優は誰?

ニシンのパイの一件で、キキにケーキをプレゼントしてくれた優しいおばあさんの名前は、残念ながらここには出てきません

お手伝いのバーサさんもおばあさんを「奥さま」と呼んでいますし、身内の孫娘さんの名前も出てきていないので、名字なども分かりません。

https://ghibli.jpn.org/news/kato-haruko/

ただ、そのおばあさんの声を担当されていた方は発表されているので判明しました。

加藤治子さんという女優さんです。

昭和の女性を演じ続けた大女優さんで、人生の重みや心の繊細な部分も表現する演技力は見る人の記憶に残るものでした。

この魔女宅のおばあさん役でも、穏やかで品がある中に凛とした芯の強さを感じるご婦人の声は印象的で、人となりまで見えるようでした。

https://ameblo.jp/saikyohetareshufu/entry-12092076324.html

ジブリ作品ではこの魔女宅以外に、「ハウルの動く城」のハウルの師匠マダム・サリマン役を担当されています。

昭和の大女優加藤治子さんは、91歳でその生涯を終えるまで存在感のある演技で私たちを魅了し続けてくれました。

まとめ

https://twitter.com/castle_gtm/status/1243537281287421952/photo/1

加藤治子さんの声で表現された、気品高くもあり気遣いのできる優しいおばあさん。

箱を見せて「キキという人に届けて」と言ったのは、お礼のケーキをキキが遠慮しないよう受け取ってもらうための心遣いの演出でした。

キキもそんなおばあさんの気持ちは、知らない土地での心細さを取り除く嬉しい出来事となりましたね。

しかも、誕生日をお祝いしていきたいんだと言ってもらえ、自分をまるごと受け入れてもらえたような気持ちになってキキも涙がでちゃったんでしょう。

今回のおばあさんにしても、キキの周りにいるおソノさんやウルスラ、トンボにしても、みんな心が優しくて気遣いのできる人たちです。

まさにキキは、エンディング曲「やさしさに包まれたなら」という感じです。

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